自身の強みを知り、育て、存分に生かすために必要なこと。生来の可能性に気づく大切さ

自分の強みとはなんだろう。
自分のことなのに分かっていなかった事に気付き、彷徨う(さまよう)ことも、長い人生の中では起こります。

個々がその才能を発揮させて輝かせるために、どなたかへの貢献度を高めるために、自分の強みを知りたいと感じるのは、何かの節目であったり、心が弱っているときに多いのではないでしょうか。

強みの定義は、一般的には強さの度合いだったり、頼りになる点だったしますよね。
今回の強みとは、それを持って個々が輝ける才能、意欲持ち取り組める資質のことになります。

無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンそのものが才能であり、強みの元だという考えが「ストレングスファインダー」の定義であるそうです。

ストレングスファインダーとは、強みの心理学の父ドン・クリフトン氏が開発しました。人間が持つ才能を34の資質に分類して才能を導き出します。

177個の質問に答えることで、34の資質から、もっとも特徴的な思考、感情、行動のパターンから順に知る事ができます。

そして資質とは、時と場合、相手によっては弱みになることもあります。弱みとして見える要素を少なくして強みを強化することもできるそうです。

自分の資質が個別に、もしくは組み合わさって自身や周囲にどのように影響しているのかを考察することは、人生の重要なフィードバックとなります。

資質を知り、育て、可能性を最大限に引き出すストレングスファインダー

わたしがストレングスファインダーのことを知ったのは、今から1年半ほど前のことでした。

当時は、興味がありながらも結局、素通りしてしまいました。2021年のいま、再び出会い、ストレングスファインダーの34の資質を知るためにテストを受けました。

書籍を購入したり、アプリを使用して診断を受ける方法もありましたが、私はギャラップ社のサイトで直接診断を行いました。

GALLUP社のサイト

https://www.gallup.com/home.aspx

 サービスとソリューション クリフトンストレングス評価 から詳細確認が可能です。

1問を20秒内に回答するという時間制限付きの中で177個の質問に答えていきます。英語が日本語訳にされており、ところどころの和訳に違和感を感じたものの、最後まで進めることはできました。

34の資質を知るための回答に必要な時間は30〜40分ほどです。
金額は5800円ほどでした。(※2021年2月現在)

5つの資質だけ知れれば良いという場合は2000円ほどで受けれます。


テスト結果を見た感想は、自分と違った視点で自分をみた場合の指標というのは、かなり新鮮だなぁということでした。

自分で知っているようで認識しているようで、けれども実は見逃していた事が上位の資質だったのは意外でした。


結果を十分に生かせるように、さらに読み込んで行きたいと考えております。

生来の最強の才能を生かすために自身を振り返る

自身の資質、才能、強みは何だろうと改めて考えることは度々ありました。

その方法を知るに至るまで、書籍を読んだり、占いをしたり、瞑想をしたり、人に相談したりしました。

私には過去、何か1つに焦点を当て、集中して努力したことが、結局、実を結ぶにいたらなかった事が幾度もありました。


上には上がいて、その差はいつまでも埋まらないことを身をもって叩き込まれ、その後はフラフラと、都度、興味が湧いたものをそれなりに、しかし中途半端な状態で広く浅く習得していく道を辿っていました。

結果、割となんでも広くできるのだけれども、これといった特徴もない人物になっているようだと気付きながら、どうしようもできないと逃げていました。

周りの人たちは、それぞれの得意分野(武器)を磨き上げ、眩しいくらいに輝きながら生きているように見えます。

その姿と自分と比較してしまい、つい自己嫌悪に陥ります。

何かを変える時期なのだと、時々サインが表れました。

それでも過去、誠心誠意取り組んだ事がダメだったときの挫折を味わうのが嫌だったのでしょう。潜在意識の中で根付いていた過去からの恐れが、行動にブレーキをかけていたのかもしれません。

ですが、弱い1個人が、たとえわずかでも輝ける可能性があるのなら、やはり己の資質、才能、強みを生かすべきだと、最近になって意識し直すようになりました。


この姿勢であるほど、きっと他者への貢献度も高まるはずです。


多くの物事を軽く引き受けてさらっと関わって終わりよりも、時間をかけてじっくりと向き合い、深く相手に貢献する方を選ぼうと、今は思うのです。

自分自身の目的を見直す段階に来たのかもしれません。


基礎を改めて学び直そうと心に誓いました。

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