1400兆分の1の奇跡とは、あなたの存在そのもの。その幸運に気付くことで得られること

1400兆分の1とは、何の確率を表しているかといいますと、あなたが「あなた」として生まれてくる可能性の数になります。

0が14個もつく数字ぶんの1、つまり、限りなく「0」に近いのですが、「0」ではない可能性を秘めている数字です。

そして、世界の人口を75億人とした場合、75億分の1の確率で、目の前の相手に接している事になりますよね。

1,400,000,000,000,000ぶんの1 の確率でこの世に生を受けて、そしてさらに 7,500,000,000ぶんの1 の確率で、あなたがあなたの目の前の人と出会えていることを想像すると、

長い悠久の時を経てつながれた巡り合いというのは、人間の思考の域を超えたところの出来事のようにも思えてきます。

 

昔から言われている「ご縁」という言葉からも、その奥深さ、願い、希望が感じ取れるような気がします。

 

今の日本の人口は、1億3000万人と言われてます。

1億分の1の確率とみても、この広い宇宙の中の日本という国で巡り会って、さらに相手の生まれる確率やタイミングまで計算するとなると・・・出逢いって本当に希少な確率での一期一会ですね。

生きてるだけで丸儲け この名言から読み取れる本当の哲学

「生きてるだけで丸儲け」とは、明石家さんまさんの座右の銘だそうです。

明石家さんまさんの師匠の笑福亭松之助さんも、この言葉をよく使われていたそうです。

 

わたしは初め、この言葉を表面の意味だけで捉えていました。

こんなに辛くて苦しい人生をなぜ生きないといけないのか、それがなぜ丸儲けというのだろうかと、分からずにいました。

しかし、明石家さんまさんの生い立ちからの歴史を拝見し、これだけの苦労を背負いながら、いつも笑顔を絶やさずに相手を笑わせる仕事を続けられていたのだと知りました。

そして、死を意識されたこともあっただろう彼の、この言葉に込められている「想い」と「重み」が見えるような気がしました。

 

普段から明るくて元気な人は、悩みなんて全く無いように見えるかもしれないけれど、それは周囲の人を暗い気持ちにさせないように見せていないだけであって、とても深い思いやりの心があるからこそできるのだ」と言っていた、母親の言葉が脳裏によみがえりました。

 

わたしも未熟ながら母となり、子供たちの成長を見守る中で、子供が弱気になったり、愚痴っぽくブツブツいう姿を見るのですが、

明るい声で元気付けたり、楽しい雰囲気にしてみたり、一緒に身体を動かしてみたりなど、見た目だけでも生き生きと明るくしてみようと、自然にそう思うことが増えました。

そして、わたしも子供だったころ、母親によく励まされたなぁと当時をなつかしく思い出すのです。

 

「わたしは絶対に幸せになる」という「覚悟」を持った人だけが幸せになれると、斎藤一人さんが言っていた言葉の重みも、最近、とてもよく身に染みるようになりました。

どんな時でも、どんな状況であっても、不幸の連続でしかないと思えないような場面であっても「わたしは幸せである」と思い続ける覚悟とは、歯を食いしばって腹をくくるような信念も持ち合わせる必要があるのかもしれません。

生きているだけで奇跡の存在であるという言葉は、頭の思考(とらえ方や考え方)をも切り替えて使う必要があるのかもしれません。

そして、その通りの奇跡の存在なのだと納得すると、脳はそれにふさわしい幸運を自動的に探し出すようになってくるのだろうとも思うのです。

 

自分自身を軽率に取り扱ったり、過小評価したり、ないがしろにしたり、卑下することを続けると、それがクセになってしまいます。

その奇跡をいらないよ。と自分自身へも伝えてしまうことになってしまいます。

ご自身が生まれてきたこと、生きていることはすごく運が良いことなのだ、幸せなことでラッキーなことなのだと、自分を大切に扱ってあげなくてはいけないのです。

 

自分の運の良さを自覚して、自分を大切に扱ってみる

奇跡をチャンスに変え、それをさらに大きな奇跡につなげていけるようにするためには、まずは自分は運がいいと自覚すること。

思考を切り替えられるようになるまで深呼吸をして、時には軽く運動をします。

体内の空気の循環をよくして、血流を巡らせ、前向きな思考と良い気分、楽しい気分、嬉しい気分でいる時間を、できるだけ長くするように心がけることしか結局はできません。

 

何とも単純で些細なことのように見えますが、これを維持し続けることは簡単ではなく、この世での修行のようにも思えてきます。

わたしも、これに気づいて心がけるようになってから、少しずつ自分を卑下することが減ってきました。

自分自身のセルフイメージを高く維持するのが、幸運を引き寄せるコツのひとつではあるようです。

自分自身を王子様のように、お姫様のように、国宝級の仏像のように、大事にだいじに扱ってあげるイメージです。

 

「大事にする」方法がよく分からない、という方は、

例えば「自分って何やってもダメなんだよ。あれもできない。これもできない。」などと、自分で自分を責めたり、見限ったりする自分がいることに、まずは気付いてみてください。

そして、悲しいな。とか寂しいな。と感じている自分を「悲しいんだね」とか「寂しいんだね」って心の中で受け止めてあげてください。声に出して言えると、なお良いかと思います。

実は、自分で自分を責めていることに気づいていない方も、いらっしゃるのです。

そういう方とは、自分自身を卑下して責めることで、何か特になったと思い込むような出来事が、過去にあった方が多い傾向があるのかもしれません。

 

言葉や態度の使い分けが、時と場合によっては必要なこともありますよね。

でも、自分を下げる言動がクセになりすぎないように、どうかお気をつけくださいね。

奇跡の存在に奇跡が集まってくる

あなたがこの地球に人間として生まれてくる確率は、1400兆分の1。

奇跡の存在同士が出逢うことも、大切なご縁であり喜ばしいこと。お互い、この世に生を受けた時からのタイミングがわずかでもズレてしまえば、まるですれ違う電車のように、近くにいても出逢うことはむずかしくなるのかもしれません。

さらには、生まれる前の前世があるとすれば、その時の約束で再び出逢ったという方も、もしかしたらこの地球にいらっしゃるのかもしれません。

こうして思いを巡らせてみると、出逢いひとつ、生きていること自体すらも、とっても不思議なことのように思えてきます。

 

そうです。あなたは、そんな不思議で、奇跡の存在なのですね。奇跡とは、あなたご自身ですよ。ということです。

ご自身のことはどうぞ、今まで以上に大事に扱ってあげてくださいね。

 

※ 世界中で活躍されている有名人やアスリートを拝見しても、やはり「自分自身」や出逢いを大事にする人のところに、幸運が磁石のように引き寄せられているように見えます。

さらには、目には見えない不思議な存在たち、自然、地球へも、同じように大切に思う気持ちも持ち合わせて感謝の念を捧げているのではないかと思うのです。(陸上競技のスタート前に天を仰いで十字をきる選手など)

人智を超えた存在があるということを、彼らはやはりご存知なのかもしれません。

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