プロフィール

ごあいさつ

つきぼしRioと申します。サイトのご訪問、ありがとうございます。

I T エンジニアでありつつも、西洋・東洋に存在する文化、歴史、神話、空想上の生物、宇宙や惑星、占星学、スピリチュアルな生き方に興味を抱く40代主婦です。子供3人に振り回されながらも楽しく人生を歩んでいます。

人見知りな私で不器用に生きながら、物事の受け止め方や考え方をひとつひとつ学ぶことや、自分に丁寧に向き合いながら生きて行くことの大切さを知り、その過程の中で、個性が豊かでありながらも、お互いを尊重しあえる方たちに巡りあえていたことに気づきました。

とても有り難いことです。これも、目には見えない波動や周波数といったものが、気の合うもの同士を自然と集結させたのでしょうか。

ここでは、私の幼少期から今日にいたるまでの間の経歴を簡単にお伝えいたします。そしてこれを、この場でのごあいさつの代わりとさせていただきます。

静かな祈りの集合の場

記憶がおぼろげではありますが、私が幼い頃には、祖母に連れられて家の近くにある寺に、よくお参りに行っておりました。

寺の境内には小さなお堂がいくつかあります。お堂の中にずらりと並んでいる観音さま、お地蔵さまたちに手を合わせていると、私たちの他にも近所のおばあちゃん達もいらっしゃったりして、それぞれにお参りされていました。

 

その地域のおばあちゃん達は、ほぼ毎日のようにお参りされていた様でした。出会う人たちとの会話も楽しそうにしていたので、当時のコミュニケーションのひとつだったのでしょう。

ただ、今思うとそれは、その地域で行われていた先祖と宇宙を敬う、あるひとつの静かな祈りの集合体(集合の場)でもあったのかもしれません。

 

線香の煙やロウソクの炎の不可思議な動きをじっと見つめていると、普段の日常とは違う何かが漂う空間に、子どもながらに不思議な気分を感じたものでした。

残念な事に、それから20年後に仏像が盗まれる事件が発生してからは、お堂に厳重に鍵がかけられる様になりました。

寺のお堂への自由な出入りも、お盆や正月、彼岸などに限られてしまい、毎日の様に行われていた、人間の力を超えた偉大な叡智を敬う当時の風習は、私の記憶の中の思い出のみとなってしまいました。

 

そしてまた、浄土真宗の寺の保育園に勤める母親の影響もあって、自宅には仏教系の漫画などが多く置かれておりました。

何気に手に取ったところ、子供でも読めるように分かりやすく面白く描かれていた本でしたので、いつの間にか次々と読み進めていました。

 

仏さまとか、神さまとか、目に見えないけど不思議な存在は、子どもの頃の方が強く静かに信じていたのだと思います。

 

そんな私でしたので、幼い頃から目に見えない世界、不思議や神秘の感覚が大好きで、よく浸っていたものですが、周囲に理解者は少なかったため、ひとりでいる事も多かったです。

そんな自分を寂しい人間なのだろうなぁと思うこともありました。

 

子供だった私も大人となり、それなりの普通の人生を歩み続けていましたが、孤独とは悪いものではなく、ひとりであったからこそ得られた宝というものが、実はたくさんあったのだと気付きました。

その時には普通の喜びとは違った別の感覚・・自分で自分を認めた事で得られた安心感と、自らの存在そのものを、やっと受け容れられた嬉しさが混じったものでした。

身体の底から湧き上がってくるような感謝と幸福感のエネルギーを感じた時は、この宇宙の意識のひとかけらと繋がれた瞬間でもあったかもしれません。(もしそうだったらよいな。と思っております。)

物事を多角的に見る 多様な視点から見る

幸福感というものは、自分の心の芯がブレると、途端にその裏側の反対の面を見てしまうものでもあります。幸福や不幸などのラベルなんて実は存在しないので、どのような物事も自分の心の在り方ひとつが重要です。

自分自身の、つかみ所のない心に一喜一憂させられる日々もありましたが、その度に、物事には「表と裏」があり、タロットカードのように多角的に見ることもでき、それは「ひとつ」を様々な視点から見ているのである事を知りました。

人の数だけ真実がある。

それを受け入れる毎に、自分を守るために頑な(かたくな)になっていた心も少しずつ形を変えて行きました。

人間とは、光と影をその肉体に宿しながら存在する大地の子であり、宇宙の子でもあった事も、身をもって体験してきました。

私の中には、向かい合うべき心の穴が、まだまだあります。今もそれと向かい合っている最中です。広大な宇宙の中で「心」という小宇宙を、一生をかけて探求する旅のきっかけを与えられているのかもしれないですね。

現在の人間は天と地の子であるんだよ。だから、時には人間以下のようになり、時には超人間的になる。動物的な本性と星の本性とが共存しているんだ。
(アミ小さな宇宙人 シャンバラのシルクの言葉)

 

タロットカードを知ったのは中学生の頃でした。

カードが表現してくるメッセージ性の面白さに興味を持ち、中世時代の背景、図象やアトリビュートにますます興味を持つようになりました。

潜在意識の状態を表すと言われているタロットカードは、その時点の状況に合わせた解釈も様々にあると知り、一つの視点だけでなく多角的な視点も含めて自問自答を繰り返したり、自分の思考を整理することが可能です。

ひとりの時間を大事にするきっかけも、カードリーディングによって得ることができました。

 

自分の心に何故?と問いかけ続ける事で、この宇宙(ユニバース)に存在している幸せのヒントに気付く事ができる世界に居たのであったと実感した体験を元に、皆さまへ何らかのお役に立てる事をお伝えできればと、そんな想いひとつで綴っております。

そして、多くの素晴らしい知識や知恵の結晶に満ちている世界に存在できていることに、感謝しかありません。

2019年3月28日 つきぼしRio