シューマン共振とも呼ばれる地球から感じられる振動数にはいくつかあり、その内のひとつは 7.83hz(ヘルツ)。
これは、人間の脳波のα波(アルファ波)の領域に入る値かと思いました。
α波の脳波とは、深いリラックスもしくは、瞑想状態の精神であり、この時に宇宙と繋がりやすくなるという言葉はよく耳にしますが、地球の振動数とシンクロする事でもあったのでしょうか。
自然の中は、たくさんの音や光が溢れており、地球の息吹から安らぎをいただく事が、結果的にα波の脳波状態に近くなれるのかなとも思いました。
そうであれば、自然の中でリラックスできるというのも納得です。
地球振動とのシンクロは、ワンネスへの入り口
この世の全てはエネルギー体であり、私たちの身体の細胞、臓器、思念、感情、全ては振動しています。
物質を構成している原子、電子、素粒子も、それら同士は「すき間」があるのですが、素粒子たちは、ものすごい勢いで回転しながらブルブルと振動しているので、結果的にその空間を埋めているのだそうです。
私たちの身体も、素粒子の振動集合体なのでしょうが、その揺らぎは肉眼では見えないので、とても神秘的に感じます。
それぞれが奏でている振動数の内、似たもの同士が磁石の様に引き合うとも聞きますね。
出会う人たち、みんなで互いに共振しながら、地球は壮大なオーケストラを演奏しているのでしょうか。
地球上で、命あるもの達の振動のハーモニーが重なり響き合い、それはいつか、ワンネスへの入り口となるのかもしれませんね。
感情の波動のチューニング
思考や感情にも周波数があるのだそうですが、感情(ハート)については、個人的な見解ではありますが、思う事がございます。
愛や感謝の感情は、確かに神さまや宇宙の波動と近いのですが、人間である私たちは、体調や病気、さまざまな状況によって、愛や感謝を心の底から感じる事が苦しいと思う事も、実際に起こります。
そんな時、無理に愛や感謝を感じようとすればする程、自分の本当の感情(ハート)からは遠ざかって行く様にも思えてしまうのです。
なので、一呼吸して落ち着き、感情(ハート)の声を聴く事から、私は始めてます。
苦しさも辛さも悲しさも・・自分から生まれた感情(ハート)を眺め、受け入れます。
こんなにも黒い影があったのだと認めます。しかし、自分の影を知った後の光というのは、その影の深みによって、より一層、力強く光り出せるのではないかとも考えております。
感じ切り、認め、理解された感情(ハート)は、思考(マインド)を切り替えさせてくれます。
自分の中の霊魂(ソウル)と繋がり、シューマン共振の想いとチューニングされていき、人間は宇宙の中で、光と影を行き来しながら、揺らぎながら生きていた事を知ります。
そうしていつの日か、自分は「空(くう)」であったと悟れるのでしょうか。
スピリチュアルな事とは、目に見えない不思議たちを介しながら、最終的には自分自身との深い対話に行き着くものだと思っており、この旅は自分が死んで霊魂のみとなった後も、まだまだ続くのではないかと、そんな予感もしております。
地球とは7.83hzの音楽堂そのものであった
田畑の夜道を車で走っていると、カエルの大合唱が聞こえてきました。
アマガエルがたくさんいるようで、アルトのハーモニーが響いています。
少し先の池からの、更に大きなカエルの重厚感漂うバスの声域も加わり、この日、地球が音楽堂の様に思えました。
冬から春に季節が移り、暖かい日が安定して続きますと、少しの気だるさと共に、身体も動きたくなるのかソワソワし始め、地球と共に深い呼吸を楽しみます。
冬の空気とは異なる地球の息吹。虫たちの目覚め、鳥のさえずり、風のそよぎや暖かい光・・
地球上は、たくさんの音と光と命の周波数に満ちています。
それは季節や地域によっても繊細に周波が揺らいでいる様で、その違いからは地球の豊かな感情を体感できます。
そういえば、いつも会いに行っている浜辺の海の色も、日ごとに異なっています。
絵の具の深いコバルトブルーの様に思慮深げな日もあれば、天使が遊びに来た様な優しい水色の日もあり、地球の表情の多彩さを目にする度に、私たちがいる地は芸術家そのものであった事を、改めて感じさせてくれました。