休息を取るという事についてスピリチュアルな視点から解釈

休みをきちんと取ること。

それは、立ち止まり、自分が呼吸をしていることに気付くことであり、自分がこの地球に両足で立ち、生きている事、存在している事を改めて認識することです。

 

リラックスしてゆったりとした時間は、人間にとってとても重要なものであると考えております。

自分の内面と、そこに存在している宇宙と向き合い、会話し、自分が本当に望んでいた事について、じっくりと再検討できる、とても大切な時でもあります。

 

休息の欠乏 休むことを忘れる心理

真面目な人が多い日本人は、特に休息を取る事を後回しにされている方が多いようです。

忙しさは、時には充実感を得られたり、他人から必要とされているという自尊心を満たしてくれることもあります。

 

人によっては、それが生きがいとなってる方もいらっしゃると思います。

また、実際のところ、会社などで何も仕事が回ってこないので、何もする事がないと、悩んでいた方にお会いした事もあります。

 

私も以前は、忙しくないヒマな人、必要とされない人間として生きるのは嫌だ、ダメな人間だと思われたくない、とも思っていました。

さらに、一見そういう風に見える人は、周囲からの非難の対象にもなりがちです。

 

逆にいうと、忙しくしておけば、周囲から同情はされても攻撃されませんので、ある種のシールド、つまり忙しく見える事が、周囲の同調圧力からの盾になる事もあります。

 

しかし、忙しさが与えてくれる、一見、満ち足りたように感じる感覚というものは、自分の心が満たされたていなければいないほど、それを求めてしまう様に感じてます。

そうなってしまいますと、自分の本音よりも他人を優先してしまいがちになり、他人の予定は都合によって振り回されたり、周りの人によって、時間をどんどん奪われてしまいます。

 

同調圧力に構わずに自分を最初に愛してみる

本当に心が満ち足りている人というのは、自分の時間を大事にされていて、必要以上に無駄に仕事をしない人です。

自分の優先順位を自分のためにきちんと守ります。それは、その人の心の中に信念が備わっているからです。

 

さらに、深い呼吸とリラックスを楽しめる時間を確保され、宇宙からの贈り物を受け取る心の余裕、心のスペースを確保されている人でもあります。

 

休息を取ることは自分の時間を確保する事であり、それは実際のところ、心を造りかえ、精神的な生まれ変わりを体験する事ができる、非常に貴重なひと時です。

宇宙と共に生きている事、宇宙と自分は一体である事を感じ、自分も周りも愛するために必要なエネルギーを補充します。

すなわちこれは、自分の霊魂の修行のひとつでもあるのです。

 

個人的な感覚ではありますが、雨の音は日常において、リラックスする事を自然に思い出させてくれる、宇宙からの素晴らしい贈り物だと思ってます。

ショパンの「雨だれ」というピアノの曲は大好きで、私はよく聞きますが、静かな雨音とその変化が繊細に表現されている、とても素晴らしい曲ですね。

 

自分がリラックスできる時間、空間、機会を確保していきたいですね。

それを重ねるたびに、自分の中の宇宙と一体化できていけるのです。

 

休息を取るというのは、宇宙視点から見ると、私たちに課せられた最重要タスクのひとつではないかなとも思いました。

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