引き寄せの法則、引き寄せる力とは、叶えたい未来の自分を想像して、その自分が体験している気持ちや気分を先に味わうことで、その状況を引きつけて手にするものだという、目には見えないが人間がどなたも持っているパワーのことだと、わたしはそう定義しております。
では引き寄せるために、この現実世界でどのような姿勢で在るべきかということを考えますと、
- 常に自分の望む未来に向かって進み続ける持続力
- 強い信念と覚悟
- 自分が望まない出来事が起こったとしても、それをラッキーに変えてゆく思考力と行動力
ではないかと、わたしは考えます。
感謝の念を常に持ちつつも、神さまや宇宙に頼りきらないで自分の言動に責任を持つ。
これは、神さまと宇宙に特別扱い(エコヒイキ)される方法でもあると思ってます。
無償の愛はこの世で一番高い波動
引き寄せの法則は、引き寄せたいものを既に得ている状態の自分と波動を同調させる事によって、望む未来を体験する法則である事は、皆さまもご存知の通りです。
合わせて、心の奥底の潜在意識が抱えている象徴が、現実となって浮上して来ることもあります。
知ってても知らなくても、これらの法則は人間に平等に働いているそうです。
これは私の体験を元にした持論になりますが、どうやらわたし以外の人から幸せを願っていただく事で、それの実現が加速するような気がしております。
わたしも、いつもとてもお世話になっている人の幸せを願います。
そうすることにより、お互いを大切に思うエネルギーの場が出来上がっているように感じます。
例えで言いますと、親が子供を愛する気持ちと子供が親を大事にする気持ちに溢れた家庭のようなイメージでしょうか。
まさに無償の愛のエネルギーの渦ですね。
私の場合は、私の収入が増えれば単純に家族が楽になって助かるという事に当てはまるのですが、日頃から自分の身近な人たちに対して、愛と感謝を言葉と行動で伝えて、周囲をその波動で満たしておくことは、しておくべきだと考えております。
自分自身がさらに強運になり、良い事がどんどん加速して引き寄せられているようにも思うのです。
ですが、家族といっても魂は違う他人でもあり、価値観や意見が合わない事もあります。
そんな時は、そんなこともあるとサラリとかわして、お世話になっている事に対してのみに焦点を当てるように心がけています。
最初は戸惑うこともありましたが、年月を重ねるごとに普通にできるようになってきました。
目に見えない不思議なエネルギーでこの世は満たされている
鏡の法則というものをご存知でしょうか?
鏡の法則とは「心の在り方が現実世界に投影されている。人生のあらゆる出来事、問題の原因はすべて自分の心の中にある」というものです。
わたしの家族への接し方は、社会の中においてもその再現がそっくりそのまま自分に返ってくる「鏡」に近いようだと気づいた時、それを証明するかの様に、家庭内での言動や抱く感情が、そのまま外の世界でも、人を変えて再現されていました。
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鏡の法則とは両親への関係に抱く思いのあらわれ。潜在意識が人生を通して映し出すものとは
特に両親、父親と母親に対する感謝の気持ちと反抗と、素直に甘えられない言動は顕著に現れていました。
自分を実験台にして検証しながら、少しずつ軌道修正を行いました。
この時、身をもって自分の周囲の環境=基盤 を整える事は、何よりも大事であると考えました。
現在も、自分自身のことと家庭環境を整える事を第一にしています。
そして、何か心に引っかかる出来事が起こった時は都度、数分ほどであっても、それについて自分と向き合い、アウトプットする機会を作る様にしています。
強さと優しさ、柔軟さを備えた人間になる事が、私の目標のひとつでもあります。
私自身の在り方が、家族や周囲の人たちに対してわずかでも役に立てるのであれば、これに変わる喜びはございません。
自分自身を望むものを引き寄せる磁石にする
私が引き寄せの法則に出会ったきっかけは、職場の人間関係の悩みから解放されたくて調べていた時でした。
引き寄せ関連の書籍を初めて読んだ時は、今まで聞いたことがなかった新しい物事の捉え方にびっくりしたものでした。
願いと全く逆の出来事を受け取ることになり、苦く辛い経験も味わいましたが、いま振り返ると、あの時よりも確実に幸せな状況になっていて喜びを感じているということは、その体験によって学ぶべきことがあったのだと、やはり思うのです。
引き寄せることにこだわってそれに一生懸命になってしまうよりは、自分の潜在意識と波動、感情を望む方向に整えていく事が、結果的にそれらを引き寄せる磁石人間の様になる感覚もあります。
私の心の基盤である潜在意識は、幼少期〜成人までの間を共に生活していた両親や祖父母、妹や弟たち家族によって作られてました。
特に両親からは、優しくされた事よりも、厳しくされた事の方がたくさん記憶に残ってますし、辛い出来事も色々ありましたが、同時に大事なこともたくさん教わっていたのも事実です。
自分の触れたくない過去や傷に向き合うことはとても怖かったです。
辛い体験を脳の記憶から再現させ、見たくないものをもう一度見なければならないからです。
それでも、向き合う度に、過去に起こった事がすべてわたしの宝になっていったのです。
これは、自分の心の影のなかにこそ、光る宝があるということなのだとも思うのです。
自身に正直に向き合うことは、たとえ望まない出来事にあったとしても、その中に隠れているラッキーを見つけて変換させてしまう思考力、行動力につながるのだと、わたしは信じています。