6歳の女の子がお絵かきしていました。
その子のお母さんの絵でしょうか。
瞳の大きな女性を描いてて、その周りにはガーベラやチューリップのような花がたくさん描かれています。
茎や葉っぱが描かれていないので、地面から生えている花では無さそうです。
背景に花を描きたくなって付け足したのかなと思い、「この人の周りに、どうしてお花も描いたの?」と尋ねたところ、「いつも優しい言葉を話してくれるから」と答えが返ってきました。
この子の頭の中はまさに、色とイメージで構成されている潜在意識の世界そのものなのでしょうね。
子どもって自由にイメージを表現できるのだなと感心すると同時に、真理を描いているなぁとも感じました。
相手を大切に思う心は、満たされた心から生まれる
その人が来るだけで、不思議とその場の雰囲気がぱあっと明るくなったり、楽しくなったり、安心できたり。そんな事ってありますよね。
まるで少女漫画にあるワンシーンの様に、花を背景に携えながら登場する人物のようです。
目には見えないけど、幸せな雰囲気をまとっている人って素敵だなと思うと同時に、その人が来るだけなのに、なぜ空気が変わるんだろうって、いつも思っていました。
その人はまるで、歩く人間パワースポットのようです。
周囲に何かを与えられる人は、常に周囲の人のためになることを考えているんだろうなって、その時は思っていました。
確かに、それも大事な要素のひとつであります。
それに加えて何よりも本当に大切なのは、常に自分を満たすこと。自分を大切に扱うこと。
自分を最初に満たしてあげると、周囲に対しても同じように「満たしてあげたい。大切に思っている。」という気持ちが振りまかれて伝わるようなのです。
「相手を幸せにしたいのなら、まずは自分が幸せになること」という言葉を、大分以前に聞いたことがありました。
当時は、先に自分が幸せになる事が何故、相手の幸せに繋がるのかが分かりませんでした。
その上、相手より先に自分が幸せになる事は、相手に対して失礼にならないのだろうかとも思っていました。
今は、「自分すらを幸せにしてあげられないと、残念な事に、大切な相手を満たしてあげる事ができないのだ。」と考える様になりました。
良い波動とは、自分を律する精神力でもある
・常に自分は幸せでいる覚悟をして、それを維持し続けること
・自分で自分を常に満たすこと
・自分の機嫌は自分で取ること
・周囲に毒(悪口、陰口、愚痴)を吐かないこと
上記は、自分の行動と自分の人生に責任を持つための「精神・心の行動」について、私が日頃、心かげていることです。
「常に自分は幸せでいる覚悟をして、それを維持し続けること。」は、自分が悲しい時も辛い時も笑顔は絶やさないで、その苦労に支配されないこと、という意味も含んでいます。
つい、顔や態度に表してしまいがちな私は、これがなかなか・・完璧にはできません。
未熟を痛感しながら、まだまだ難しいと感じる場面は多々あります。
人間パワースポットのように、常に良い波動状態をまとっている人に出会うと「日頃の小さな心がけを毎日続けていけば、私もこの人のようになれるかもしれない」と憧れると同時に、勇気もいただけます。
そうです。きっと人間パワースポットの人というのは、常にご自身を大切に大事にしておられて、心の底から愛する事を日々、積み重ねていらっしゃるのだと思うのです。
その愛が周囲に溢れ出ているのでしょう。
それって、みんなが幸せになれる道ですよね。とっても素敵です。