目には映らない、見えない存在との共存

自分の本当に得たい望みに焦点を当て続け、その上で宇宙の流れに身をまかせることは、一見、何の確証もない、不確定で不安定なものの様に感じられるかもしれません。

ですが、自分が発している言葉ひとつ、行動ひとつ、考えひとつは、小さなちいさな粒となり、宇宙に届き、あなたの人生にそれと同じものを届けているという事実は本当です。

それを知れば、宇宙の流れに身をまかせて生きている私たちが心がける事は、ただひとつ。

 

「ご自身の発言と行動に責任を持つ」という事に、自然に繋がってくると思います。

 

人間は、その目には映らない、見えないけれども存在している対象と、すでに共存している

気がつけば、陸上やサッカーの有名選手は、空に向かって十字を切って神さまに祈りを捧げています。

自宅に風水を積極的に取り入れている有名人がいます。

みんな毎年、初詣には必ずお参りに行きます。

 

人間は、その目には映らない、見えないけれども存在している対象と、すでに共存しているという事です。

 

私自身も、人生は自分の力で切り開ける、むしろ、自分でやっていくしか道はないものだとと思っていた時期がありました。

けれども、特別な能力も持たない人間ひとりができる事など、限られています。

 

自分の力だけではどうすることもできないという壁、人間の力の限界を知り、人生で起きる出来事について、深く見つめたくなる時、宇宙の存在に気付きやすくなります。

困難とは、そのために用意されているのでしょうか。

 

遠回りであったとしましても、例え失敗したとしても、何かにチャレンジして見ることで得られた体験というのは、非常に貴重で大切なものであります。

もう一段上の、高いステージに上がっていく事ができるからです。

 

光と陰の共存、ネガティブの影の部分があるからこそ、ポジティブの光が輝ける

ひとつひとつの出来事に一喜一憂せずに、長い人生の中で、それらを冷静に見つめてみますと、身に起きる出来事の全てには、不要なものというのは無い様だと思うようになりました。

更に、本当に気付くべきこと、というものは、形や相手を変えて、繰り返し何度も目の前に現れます。そのパターンもほぼ、同じです。

 

それらは、ご自身の心の中にある思い込み、子供の頃からの習慣やパターン、両親や家族との関係から再現されることがほとんどです。

 

辛い状況は、あなたに辛い状況はもう味わわなくていいんだよと、宇宙が投影しているものでもあります。

それに気付くためには、ひとりで自分と向き合う時間というのが必要不可欠であります。

ひとりの状態でなければ、気づけないものです。

 

ポジティブの裏に、ネガティブが存在し、ネガティブの影の部分があるからこそ、ポジティブの光が輝けるものです。

 

これを知るか、知らないかで、人生が大きく変わってくるのです。

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